2012.7.08 黒岳/エゾツツジ開花しました
- 2012年07月10日
- 十勝岳連峰
コマクサが女王ならエゾツツジは王様でしょうか、濃紅紫色の花は遠くからでも目に入り大雪の山並みを背景に撮るととても似合う花の一つです。れっきとした樹木ですが丈が低いため花が実際以上に大きく見え色鮮やかな美しい姿には目を奪われます。(黒岳頂上からポン黒岳方向)
時折、陽が差したりガスがかかったりのはっきりしない天気のなか東京からテニス仲間の皆さん、今日はテニスシューズをハイキングシューズに履き替え、手にはストックを握って山歩きに挑戦です。登りの斜面にはウコンウツギがびっしりと鬱金色の花を咲かせ、チシマノキンバイソウ、ミヤマキンポウゲ、カラマツソウ、ハクサンチドリがさらに彩りを添えてくれ、息上がる体に活力を与えてくれているようです。
黒岳頂上ではガスも切れ北鎮岳、北海岳、お鉢の姿が望めました。
石室の周りではチングルマ、エゾコザクラ、エゾノツガザクラ、キバナシャクナゲが満開でした。
大きな雪渓の上では冷気を感じるほどの涼しさに驚かれました。後ろは北鎮岳、凌雲岳
白鳥と千鳥の雪形がはっきりと分かるようになった北鎮岳と雲ノ平を背に。
愛澤さんへ
過去に足がつった経験のある私としても、それなりに準備したつもりが、足はつる、靴まで壊れて恥ずかしい限りでしたが、愛澤さんの冷静な行動に安堵し、登山のトラウマこそ払拭はできませんでしたが、楽しませて頂きました。お蔭様で多少の筋肉痛はあるものの何ら支障はありません。ありがとうございました。今後も山の楽しさを沢山の初心者に伝えてあげて下さい。
事前の案内に不足があったかもしれません。結果はオーライでしたが、装備や体の準備にこれで良いと言うことはありませんので私自身、言い聞かせながらこれからも歩んでいきます。よろしくお願いします。
5月の白馬での遭難事故、熊の出没・・・素人集団の私達だけの登山に自信はなく、ネットで見つけた大雪山倶楽部にガイドをお願いして大正解でした。当日は霧がかかる空模様。私達だけだったらさぞや不安だった事でしょう。愛澤さんのおかげで石室の先まで行くことができ雪渓を踏みしめることもできました。日頃のおこないが良かったのか?行く先々のポイントで霧が晴れてきて思い出に残る登山ができました。メンバーの体調が悪くなったのにも適切に処理していただき大船に乗った気分で無事下山できました。ありがとうございました。