2012.7.30 富良野岳
- 2012年08月01日
- 十勝岳連峰
花の百名山としても知られ、火山性の荒々しい山の多い十勝連峰のなかでも富良野岳は高山植物に恵まれた花の山としてファンの多い山です。今回、東京方面から三日間の日程で花の大雪山(黒岳・雲ノ平、旭岳・裾合平、富良野岳)を訪れてくれました。一日目の黒岳は強風のなかダイセツトリカブト、ナガバキタアザミ、ハイオトギリ、エゾツツジ、チングルマ、コマクサ、エゾコザクラなど夏と秋の花が一緒に見られ、特に雲ノ平ではチングルマ、エゾコザクラ、ミヤマキンバイの群落、美ヶ原ではミネズオウのピンク色でかわいい星形の群落を楽しまれました。二日目、裾合平のチングルマはピークは過ぎていましたが綿毛の大群落と帯状に伸びるチングルマ、旭岳北斜面に見えた白鳥の雪渓と十分満足されたようでした。
安政火口周辺は荒々しい地形に圧倒されます。右奥に上ホロカメットク山。
トカチフウロの淡い色合いは何かほっとさせてくれます。
富良野岳分岐から上ホロへの縦走路、D尾根の向こうには岩肌がむき出しの安政火口と奥には十勝岳が聳えています。
稜線下部の斜面には秋の花たちがいっぱい。ダイセツトリカブト、ミヤマアキノキリンソウ、ウサギギク。
頂上直下の登山道からの絶景にカメラを向ける皆さん。
頂上直下の斜面に咲く、イワブクロ、アキノキリンソウ、ウサギギクの群落。少し前まではハクサンイチゲ、チングルマの群落でした。
大雪山では珍しいエゾルリソウ。
風も無くとても暑い頂上でしたが展望は最高でした。
コメントを残す