2012.8.03 大雪の貴婦人「クモイリンドウ」
- 2012年08月03日
- 十勝岳連峰
高原温泉口から緑岳を越え登山道脇に目をやると身の丈10cm、厚みと光沢のある広線形の葉が根元に多数付き、茎の先に白い花が1~5個、外側に濃い緑色のすじ模様が見られ高貴なイメージを感じさせるお花、クモイリンドウが咲き出していました。本州のトウヤクリンドウより丈は低く、花冠が大きいそうです。「大雪の貴婦人」とも言われるほど気品ある姿は引きつける魅力十分でしょう。白雲小屋の周りでも多数見られまだもう少し楽しませてくれそうです。
白雲小屋前に咲くクモイリンドウと高根ヶ原。
緑岳の裾野 ではまだチングルマ、アオノツガザクラ、エゾコザクラなどの群落が見られました。
高原沼の多くは高根ヶ原東面の大規模な地滑り によって陥没、水がたまってできたものだそうです。紅葉期にはすばらしい景観を見せてくれ多くの観光客が訪れます。
*緑岳登山の際はヒグマへの装備(鈴、熊スプレーなど)をお忘れなく。
コメントを残す