大雪山倶楽部

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2020.9.06 斜里岳



9月6日 日曜日 斜里岳を登頂しました。

北海道では9月に入っても異例の暑さと高い湿度で大変な山行となりましたが、山頂を踏むことができました。

 

 

道中から斜里岳を望みます。

斜里岳から知床へと続く山脈です。

新しい「清岳荘」です。以前の登山口の山荘に比べ、時間的に片道30分程度多く掛かります。

登山口です。

下二股に着きました。

ダイモンジソウが咲いていました。

この滝の左を登ります。この沢は鉄分を多く含んでいる水質のため、他の沢よりは滑りません。

このような滝の登りや沢の横断を繰り返します。

上二股に到着です。

「馬の背」

 「馬の背」から望む斜里岳山頂

やっと山頂 1547mへ到着しました。

山頂から望む、知床の山脈

摩周湖

 屈斜路湖

下山途中に新道から下った「竜神の池」、竜神が住むには少々小さいかも

おまけ

    摩周湖の伏流水が湧き出ている「神の子池」

 

 

裏摩周展望台から                                                                                                            森田

 

2019.8.03 道東三山② 斜里岳



登りは変化に富んだ滝をめぐる沢コース、下りは斜里岳の頂上稜線を振り返りながらの尾根歩きが楽しめる。 沢の岩壁にダイモンジソウが迎えてくれる

輪生する葉が車輪に見立ててクルマユリ

鉄分が多いためか岩肌が赤くザラついていて滑りづらい

下二股からは沢に沿って、へつりや滝を巻いたりさまざまな場面が現れ気が抜けない

胸突き八丁を登り、ガレ場を過ぎると馬の背に。右奥、山頂

 

斜面は急峻で崩れやすい

羅臼岳に続き二つ目の山頂。頂上からは摩周湖、摩周岳、硫黄山、海別岳が霞んではいたが確認

南斜里岳の奥には武佐岳

フタマタタンポポ

不思議な藻に覆われ透明度の高い竜神の池

2018.7.29-31 羅臼岳・斜里岳・雌阿寒岳



7月29日 羅臼岳

台風12号による影響を何とか交わし無事北海道へ、福岡からの常連さん、道東三山の山旅に参加いただきました。初日から猛暑の予報のため水分を多めに準備して出発。

 

大沢の雪渓もほとんど消えかかり残り僅か

エゾコザクラ、チングルマ、エゾツツジ、メアカンフスマ、エゾヒメクワガタが大沢上部で観察

羅臼平から望む羅臼岳山頂

 

期待していた「岩清水」は涸れて残念。

国後島をバックに

三ッ峰、サシルイ、硫黄山をチングルマ越しに

溶岩ドームの巨岩帯を一歩一歩確実に

この絶景には登りの疲れがいっぺんに吹っ飛んだようです。

この感動を全身で表してくれました。

羅臼岳山頂からの大展望。羅臼湖、遠音別岳、斜里岳はあいにく雲の中。オホーツク海の青さと山の濃い緑が鮮やか

 

7月30日 斜里岳

少しは涼めそうな旧道コース(沢コース)から出発。

一の沢沿いに徒渉を繰り返しさかのぼっていく

鉄分が多いせいか岩肌が赤くザラつき滑りづらいので歩きやすい

大小さまざまな滝を右に左に巻きながら注意して進みます

這うようなダケカンバの斜面の潜り抜け

急こう配の岩場では三点支持で確実に

徐々に水量が少なくなり上二股までもう少し。

胸突き八丁を踏ん張り、馬の背に出ると一気に視界が広がり知床、国後、山頂の姿が目に飛び込んできました。

海別岳(うなべつだけ)の左奥には羅臼岳から硫黄岳、右に国後

 

馬の背から見上げる斜里岳山頂

強い風の山頂でしたが360度の大パノラマに大満足

摩周湖、硫黄山、屈斜路湖は雲海の中、阿寒連山がかすかに見えます。

頂上直下の砂礫にはフタマタタンポポ

ミヤマダイコンソウ

熊見峠周辺から斜里岳を振り返る

7月31日 雌阿寒岳

野中温泉登山口から出発。見事なアカエゾマツの樹林帯を過ぎハイマツ帯を越える頃眼下にエメラルドブルーのオンネトーが山の肩越しに見えてきます。

イワブクロ

メアカンキンバイ、メアカンフスマなど固有種ではないが「雌阿寒」の名が冠に付く。

頂上直下はハイマツとガレ場が続く

雌阿寒岳山頂付近は火口が大きく切れ落ち底には赤沼、青沼が不思議な色合いの水をたたえています。

雌阿寒岳山頂から阿寒湖、雄阿寒岳を望む

阿寒富士と青沼

阿寒富士分岐寄りに下ったところから山頂を望む

 

 

三日間の山行、大変お疲れ様でした。思いもよらない暑さにはかなりバテ気味になられたようですが、青空の下ケガなく終えることができました。

知床五湖高架木道から羅臼岳(右端)を望む

 

 

 

2018.7.16 道東 斜里岳



 

旧道(沢)コースでは飛び石の渡渉や小滝を巻いたりとスリリングな登りがしばらく続きます。

急な滑りやすい斜面では覆いかぶさる枝を気にしながら這って登るところも。

滑りやすい濡れた岩場では、より注意が必要です。

悪戦苦闘しながらの沢登り

常連のご夫婦、今回は大雪山を離れて道東の山に挑戦

お花を見る余裕がやっと出てきました。

緩い滑床のようなところも

 

胸突き八丁を登りきり馬の背へ一瞬、雲の切れ間から知床方面の海別岳、国後が雲海に浮かび上がり歓声が

ミヤマダイコンソウ

ウコンウツギ越しの頂上

エゾカンゾウの群生地から頂上

登頂の際には視界不良で展望できなかったが、しばらくして雲が切れだし摩周岳、阿寒連山、屈斜路湖、硫黄山のすばらしい大パノラマを満喫できました。

左、摩周岳、摩周湖。右へ硫黄山、奥に雄阿寒岳。更に右に屈斜路湖

下山時、馬の背からの頂上

新道から望む斜里岳山頂