大雪高原温泉口(1231m)から約800mの高低差を登ります。
この付近には高い地熱の影響か固有種ダイセツヒナオトギリが観察できます。
平年はチングルマの群落が見られるはずですがもう綿毛状態でした。
2016.8.06撮影
緑岳頂上近くからは高根ヶ原からトムラウシ山、十勝連峰にかけての大展望
山頂からは旭岳(後旭岳の裏側)、熊ヶ岳、白雲岳
れき地のなだらかで広い尾根を進むと小泉岳へ。左の大雪渓の上部には白雲岳避難小屋(赤っぽい建物)
山頂から小泉平方向へ少し下がるとチシマギキョウ、エゾツツジなどまだまだ楽しませてくれます。
ホソバウルップソウ↓
クモマユキノシタ
エゾタカネツメクサ
エゾイワツメクサ(大雪山固有種)
紅葉がかなり進んできました。緑岳南斜面にウラジロナナカマドが色づいてきたのが見えます。
ハイオトギリ
あいにくトムラウシ山は雲の中ですが、広大な高根ヶ原、大雪高原が眼下に広がり大感動のリピーターさん。
ヒメイワタデ
完成間近の白雲岳避難小屋
ホソバイワベンケイ
緑岳(2019.9m)は今年も標高年。
天気が良さそうなりで、白雲岳避難小屋へ緑岳経由でクモイリンドウに逢いにいきました。
雪が解けたばかりの第一花畑のエゾコザクラの蕾
コケモモの実が赤くなってきています。
第二花畑の アオノツガザクラ
同じく第一花畑のチングルマの蕾
緑岳山頂の2019mの標識ですが、地図では2019.9mなので四捨五入すれば2020mの標高年
白雲避難小屋付近ではエゾウメバチソウもまだ咲いています。
同じく避難小屋付近のエゾイブキトラノオ
小屋周辺でのクモイリンドウです。久しぶりに逢えました。
エゾヒメクワガタ
エゾウサギギク
ウラシマツツジが紅葉始めています。
白雲岳避難小屋を立て替えています。小型クレーン等も荷揚げしたようです。
テン場には、6棟のプレハブ小屋とトイレがありました。 森田
白雲小屋周辺ではクモイリンドウが開花しました。
高根ヶ原上空。稜線へ上がるにつれて肌寒さを感じる強い風が・・・秋の訪れでしょうか。
ウメバチソウ、ハイオトギリなど秋のお花たちが目立ち始めました。
東大雪の秀峰、ニペソツ
トムラウシ山の頭が見えだしました。高根ヶ原雪渓下部は高原沼
東方向には、阿寒連山、知床の山々も薄く確認できました。
トカチフウロ
8月11日「山の日」あたり以降が見頃でしょうか。
チシマギキョウとともに目立つキバナシオガマ
チョウノスケソウが陽に当たり艶のある綿毛が輝いています。
板垣新道から白雲小屋と白雲岳
夏休みの土曜日とあって緑岳山頂はいつになく賑わってます。
第二花畑から緑岳。チングルマが花盛り
第一花畑ではチングルマ綿毛が目立ちます
山裾では雪解けが遅れ開花が遅れ気味ですが、稜線では早くも競い合うように咲き出しています。緑岳から小泉岳への長い稜線上ではイワウメとエゾオヤマノエンドウが先ず目に入ってきます。やがて板垣新道分岐からはホソバウルップソウ、チョウノスケソウが見られます。
チョウノスケソウと緑岳へ続く登山道。(はげ山のように見えますが小さなお花畑が 延々とつづきます)奥にはトムラウシ山が遠望
ホソバウルップソウ(大雪山固有種)のピークは過ぎてきています。
エゾオヤマノエンドウ、右斜面は白雲岳、奥に後旭 岳、旭岳、熊ヶ岳
左側雪渓上部奥が緑岳頂上。
エゾタカネスミレ、これから黄色の大きな株があちこちで目立ち始めます。
コマクサもこれからです。近くをウスバキチョウが忙しく飛び回って いました。
ウラシマツツジの葉に 翅を休めるウスバキチョウ。
まだまだゴージャスな姿になります。キバナシオガマ(大雪山固有種)
レブンサイコとチシマキンレイカ
右、白雲岳(ピークは奥稜線)、左奥には後旭岳 、旭岳、熊ヶ岳方面
左側、石狩連峰、中央奥、ニペソツ山
第一花畑から見る緑岳。第二花畑までびっしり雪が残り、道迷いが頻繁に発生しています ので地図、コンパスをお忘れ無く。クマ除けの準備も。
*6月27日午前11時にやっと銀泉台口から入山できるようになりました。