大雪山倶楽部

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豊岡2条8丁目4番21号

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代表/愛澤 美知雄

 

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2013.4.23 春のキトウシ山



東川町の北側に位置するキトウシ山南斜面では春植物たちが早くも花を咲かせ始めました。一番手はフクジュソウで金色に輝く花びらはパラボラアンテナのように真ん中に光を集め虫たちを誘っています。

まだ多くの仲間は蕾ですが、数株のカタクリは下向きの花弁をピンと反らせ虫たちに密標がよく分かるように咲き誇っていました。

エゾエンゴサクもまだこれからですが完全に咲いて目立つものも数株ありました。

ナニワズの葉は冬を雪の下で過ごすため傷だらけのものや泥などが目立ちます。

アカマルハナバチでしょうか、忙しそうに花から花へ飛び回りおいしい蜜をいただいていました。

 

2013.4.23 春遠し旭岳・ヒグマの目覚め



外気温-3℃、風速7m穏やかな青空の広がり、シュカブラの陰影模様と旭岳。吹く風と陽射しには厳冬期の厳しさは感じなくなってきましたが、まだ本格的な春は先のようです。

好天に誘われスノーシューハイカー、スキーヤー、ボーダーのグループが旭岳方向に向かう姿が多く見られました。

東京からのリピーターご夫婦、前回は旭岳の姿が見られなかったそうですが、今回は真っ白な旭岳と大雪原を堪能していただきました。

この時期にしか近づくことの出来ない噴気孔、大自然の息吹を体感していただきました。

もくもくと吹き上げる白煙を横目に旭岳を目指すスキーヤー、ボーダーのグループ。

下りの道路脇(水無し沼付近)でヒグマが山から谷にかけて横断したと思われる足跡を発見。

幅15cmほど爪跡もくっきりと残っています。

ヒグマたちのお目覚めの季節です。春山に入る場合、クマ除けの準備をお忘れ無く。

 

 

2013.4.13 ホワイトアウトの姿見



風速7m、気温-7℃、視界不良と風・気温についてはこの所の気象条件としては穏やかな方でしたので噴気孔へ出発。GPSとルート旗を使用し1時間ほどかかって到着。雪で出来た大きな口からはモクモクと吹き上げる噴気と「ゴーー」という噴気音以外は何も見えない、聞こえない真っ白な世界です。貴重な体験をしていただいた姿見の池コースでした。(*十分な装備が必要です。踏み跡は風や雪で消えてしまうこともありあてにできません。)

昼からはカモ沼ワサビ沼コースへ、先ほどのホワイトアウトとは別世界の様子に驚きながら雪のちらつく森のなかで昼食。

静かな佇まいを見せるワサビ沼。コガモたちの姿が見られません、旅立ちの季節を迎え北へと帰ったのでしょうか。

春が近づくと雪上では蚊のような蜘蛛のようなガガンボがぎこちない足取りで歩く姿をよく見かけます。

今シーズン、多くの方が大の字ダイビングを体験した地塘群湿原です。雪質がやや重くなりパウダースノーとはいきませんがまだまだ楽しめます。

【お知らせ】

グリーンシーズンのメニューを更新しました。春植物から高山植物まで花と山歩きを楽しんでみませんか。大雪山倶楽部

 

 

2013.4.04 吹雪のち晴れ・旭岳



朝9時、姿見駅の天気は吹雪、風速13m、視界不良しかし昼前から一転して晴れに。山頂コースを申し込まれた京都から春休みを利用して来られた学生、残念ながらカモ沼ワサビ沼コースと姿見の池コースに変更。昼から姿見駅に降り立つとその見事な雄姿に感動されていました。

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ワサビ沼にも水ぬるむ季節の訪れを感じられるような日差しに、さっきまでの吹雪模様の天気はどこへ・・・・・

すっぽりと埋まっていたパウダーに変わり湿った重い雪のためご覧の通り、でも真っ白な雪原で仰向けで見る青空は格別。

旭岳が望める高台で昼食。暖かい日差しを受けながらカップ麺とおにぎりのお弁当でしたがとてもおいしくいただいてくれました。

もくもくと吹き上げる真っ白な噴気、青空とのコントラストはやはりすばらしい光景です。

表大雪・十勝連峰が一望、トムラウシ山、十勝岳、富良野岳・・・・・・まだまだ白い世界です。

*ゲストブログ紹介

2月に東京から参加いただいたゲストブログを紹介します。スノーシューハイキングの楽しさや周辺施設の紹介などをきれいな画像とユニークなコメントで詳細に発信されています。

http://kuropagu.exblog.jp/17551944/

http://kuropagu.exblog.jp/17553886/

http://kuropagu.exblog.jp/17556135/

 

 

 

 

2013.4.03 旭岳・湧駒別園地で見つけた小さな春



旭岳ロープウエイ山麓駅周辺の湿地では湧き水などによって雪が解けだしてきました。

雪の中で見つけたフキノトウ、やっぱり春を感じ取っているんでしょうか。

エゾノリュウキンカの黄色い花芽も見つかりました。

湿地から少し離れた場所ではまだ3m近くの積雪深

湿地の近くを歩いてみるとアカエゾマツの枯れ木にこんなおもしろい光景が、ホシガラス、カケスなどが冬や春に備えて貯食のため樹皮の間や割れ目に挟んでおいたものだそうです。

春先、湿った雪の斜面によく見られる雪まくり、転がった跡はブルドーザーのキャタビラのようです。

2013.4.02 十勝岳・安政火口



十勝岳温泉口から30分ほど安政火口へ向けて歩くと日本離れした荒々しい光景が飛び込んで来ます。正面に上ホロカメットク山、八ッ手岩、化物岩

左、三段山へつづく崖尾根、右、化物岩から手前にD尾根