本日の男山自然公園、林床の手入れが行き届いているのか低木、ササなどはほとんど見られず、カタクリの群落が見事に広がりピンクの絨毯状態。週末には多くの観光客が訪れるでしょう。
本日の突哨山、突哨山口から100mほどの群落。低木・ササなどはそのまま残され、ほぼ自然の状態で林床植物を楽しめます。
ピンクの中でひときわ目立つ白花
木もれ日の路。このあたりは石灰岩質を含む土壌のためササが入りにくいそうです。遊歩道がカタクリの花道となって、とても好きな場所のひとつです。
エンレイソウがぽつぽつと咲き出しあずき色のがく片をうつむきかげんに垂れているのが印象的です。オオバナ・ミヤマエンレイソウはこれからがシーズンとなります。
キクザキイチゲも今が見頃。
アズマイチゲも今がピーク
一面、淡い紫色のエゾエンゴサクの群落
シロバナエンレイソウ
針葉樹林の近くでは大きな群落は無くなり株ごとに離れたところで咲いている姿が目に付くようになります。
ニリンソウもこれから見られる花です。
やはり咲き出していました。昨年より10日以上は早い開花です。特に木もれび分岐から上部にかけてフクジュソウはピーク、カタクリは蕾のものがまだまだあります。キクザキイチゲ、アズマイチゲが咲き出していました。
太陽にパラボラアンテナを向け基地のような姿を見せるフクジュソウ。
キクザキイチゲ
オオバボダイジュの翼果
独特の赤い葉脈が特長のオオウバユリの若葉。
エゾエンゴサク
アズマイチゲ
タテハチョウの仲間ヒオドシチョウでしょうか。きびしい越冬生活のせいか 後翅はボロボロに。
十勝連峰最南端の富良野岳から更に南西、前富良野岳1625mへと原始ヶ原登山口をスタート。しばらく樹林帯の硬い雪面を登行。
森林限界を超えた所で前富良野岳が見えだしてきます。
南西尾根1459m地点からの前富良野岳。雪山シーズンでなければ見られない男性的な山容と美しい頂上稜線。
東側には下ホロカメットク山、境山が望め山頂の陰には富良野岳。
南には大麓山、トウヤウスベ山
富良野盆地を背に1459m地点へと南西尾根を登ります。
前富良野岳中腹から見た南西尾根、奥には芦別岳
1499m峰への岩稜線と旭岳1335m
原始ヶ原から高度感のある富良野岳が聳え、境山、下ホロカメットク山へと続きます。下りは緩んでシャーベット状の滑りやすくなった斜面を軽快にスキーを楽しめました。
今冬の羅臼は記録的な暴風雪に襲われ、訪れた日も市街地では雪壁に囲まれている住宅がまだ多く見られました。相泊への道路も雪崩により通行止めとなり急遽、知床岳から硫黄東岳に変更。羅臼、斜里、札幌、旭川の山仲間との交流山行に番屋北浜の石田さんがガイド役となり知円別を出発。心配された天気も徐々に回復し国後島が眼下に見えだしてきました。
雲の流れが速く森林限界を超えると強風で氷片が飛んで顔が向けられない事も、雪面は硬いクラストでガリガリ状態、スキーアイゼンが大活躍してくれました。
頂上稜線が見えた1000m付近で強風のため引き返す事に。
硬い大斜面にエッジを立て豪快に滑走、
国後と海に向かって滑れる、何とも贅沢な大ゲレンデ。正面、峰が白く見えるのは羅臼山(国後島)
右中央トッカリムイ岳、左奥が知床岳
翌朝、万月堂(標津町崎無異)から見た知床連山。遠音別岳、羅臼岳、知床岳までのほぼ全山が展望できる絶景ポイントです。(ここの鹿肉カレーは最高!!)