国内最大級のカタクリ群落が観察できる突哨山(とっしょうざん)では残雪を割って無数のカタクリが顔を出してきました。(谷渡り分岐~木もれび分岐付近)
木もれびの路へ入ってくると赤紫の花びらを下向きに大きく広げながら咲くものも見られますが、まだつぼみのものが多数。今週末からは見頃になりそうです。
眩しいくらいに黄金色の輝きを見せるフクジュソウは今が満開
キクザキイチゲ、エゾエンゴサクも咲き出しました。
アイヌの人たちの重要な食用植物のひとつだったオオウバユリ。血管のような葉脈と光沢のある葉が特徴
春の妖精たちのお目覚めです。キトウシ山の南斜面には桃色、淡紫色、黄金色、緑色のお花、つぼみ、葉っぱなど一気に山が色づきはじめました。
フクジュソウは、ほぼ満開
カタクリはまだこれから
エゾエンゴサクは白色もよく見られます。
ニリンソウ
オニシバリとも言われ丈夫な樹皮で枝が守られている。 ナニワズ
バイケイソウ、しわしわの大きな葉が特徴
十勝岳温泉凌雲閣裏から出発
心配していた風は弱いものの視界不良のなか稜線へ出る。
登山道に張られたロープには海老の尻尾がきれいに付着
大雪・知床を中心に毎年来られる常連さん、今回は頂上直下で視界不良と雪崩の恐れがあるため断念しました。
三峰山
D尾根から安政火口。夫婦岩上部が三段山山頂
化物岩下部から八手岩と上ホロカメットク山
夫婦岩、大砲岩
視界が晴れ上ホロの姿もはっきり
富良野岳北尾根、ピークは左奥
白金温泉口から2時間で標高1000m付近のダケカンバ帯
スキーゲレンデのような斜面を越えると森林限界
外気温が低くダケカンバの枝先にまで真っ白な霧氷が。
頂上は遥か稜線の奥
振り返ると白金模範牧場の大雪原が
頂上(2052m)まではまだまだ。奥稜線(1450m)で視界不良、強風、低温のため下山。
恵庭岳、札幌オリンピックでは滑降競技が行われました。右隣り、横に延びる稜線が漁岳
南側には風不死岳(フップシダケ)とドームの樽前山。三山とも支笏カルデラの外輪山
毎年、恒例の札幌、羅臼、旭川の山仲間が冬山に集う交流山行に今年は漁岳へ。
展望が開け結氷している秘湖オコタンペ湖と恵庭岳が眼下に見えてきます。雪質はクラストした雪面にうっすらと雪が積もったまずまずのコンディション
1175m地点
恵庭岳がほぼ姿を現し、支笏湖もはっきりと湖面が確認できます。
まだまだ残雪の多い旭岳登山に初挑戦される千葉からの皆さん
トムラウシ山、十勝連峰を横に、硬くクラストした雪にアイゼンを軋ませ、一歩一歩山頂目指して進みます。
8合目、風が少し強いものの真っ青な空にくっきり頂上稜線が望めます。
金庫岩付近の突風には難儀しましたが全員無事頂上にたどり着きました。
全員、最高の笑顔で頂上を踏みました。
表大雪の稜線も少し黒い色が目立ってきたようです。
頂上直下は特に慎重に下ります。
あの頂上に立ったことが信じられないような皆さんでした。