裾合平が白く色づき出してきました。ほぼ九分咲きでしょうか。週末にはまだまだ濃い色づきになりそうです。。
旭岳と白鳥の雪渓
当麻岳
北鎮岳方向
旭岳登山道を歩く登山客の行列が続いています。
鏡池
すり鉢池
ロープウエイ前のお花畑もにぎやかです。
🔴例年、7月20日前後になると裾合平では、200ヘクタール(東京ディズニーランドの約4倍)もの広さの中にチングルマ、エゾコザクラ、エゾツガザクラ、エゾノハクサンイチゲな どが群落を作り圧倒的なお花畑をこの時期に見ることができます。中でもチングルマの大群落はことばが出ないほどの感動を与えてくれるでしょう。
銀泉台第一花園大斜面とニセイカウシュッペ山
秋のお花、ウメバチソウが咲き出して来ました。
イチゴの葉にそっくり、まぶしく金色に輝くミヤマキンバイ
第二花園のお花たちはまだ雪の下。
奥の平からは可憐なお花たちが迎えてくれました。
エゾツツジ
コマクサ平、ピークは少し過ぎましたがまだ賑やか。
第三雪渓、ほとんど登山道が現れています
福岡からのリピーターさん、雄大な景色とお花たちに大満足
イワギキョウ
花弁が10個に見える、エゾイワツメクサ 大雪山固有種
赤岳から旭岳方面
淡い紫色で花冠に長い毛が目立つ イワブクロ
東大雪の秀峰、ニペソツ山
小泉岳から白雲岳・旭岳方面
白い花弁に赤い斑点が付いているように見える、クモマユキノシタ
花弁の先に細かい鋸刃がある、エゾタカネツメクサ
花も葉もゴージャスなキバナシオガマ
大雪山で一番多いお花、チングルマ 東岳
コマクサ平でコマクサをついばむギンザンマシコ♂、近くに♀も確認
身の丈5㎝、チシマツガザクラの群生
多くの登山者でにぎわうコマドリ沢分岐
沢にはまだ若干の残雪あり。
前トム平へのガレ急登
前トム平に出るとトムラウシ山とチシマギキョウがお迎え。
遥か東大雪の山並みを背に
トムラウシ公園とトムラウシ山
公園内は百花繚乱の如くお花に溢れていました。エゾコザクラ、ミヤマキンバイ
公園のシンボル的岩峰とお花畑
長い時をかけてできたチングルマが岩を覆った見事な花壇
雲海に望む十勝連峰
頂上直下から望む南沼と十勝連峰方向
山頂ドーム
周辺でよく見られたエゾヒメクワガタ
抜けるような青空の旭岳、千葉から参加のご夫婦
歩きだして15分ほどで目に入ってくる景色。チングルマ群落と旭岳
旭岳の沢筋にはまだ厚い残雪が
旭岳北斜面に現れる白鳥の雪形
低温による雪解けの遅れでチングルマの開花が遅れています。まだ固いつぼみ状態で群落が見られるのはもう少し先のようです。
エゾコザクラ、バイケイソウ
姿見園地のチングルマは今が盛りと賑わいを見せていました。
旧道(沢)コースでは飛び石の渡渉や小滝を巻いたりとスリリングな登りがしばらく続きます。
急な滑りやすい斜面では覆いかぶさる枝を気にしながら這って登るところも。
滑りやすい濡れた岩場では、より注意が必要です。
悪戦苦闘しながらの沢登り
常連のご夫婦、今回は大雪山を離れて道東の山に挑戦
お花を見る余裕がやっと出てきました。
緩い滑床のようなところも
胸突き八丁を登りきり馬の背へ一瞬、雲の切れ間から知床方面の海別岳、国後が雲海に浮かび上がり歓声が
ミヤマダイコンソウ
ウコンウツギ越しの頂上
エゾカンゾウの群生地から頂上
登頂の際には視界不良で展望できなかったが、しばらくして雲が切れだし摩周岳、阿寒連山、屈斜路湖、硫黄山のすばらしい大パノラマを満喫できました。
左、摩周岳、摩周湖。右へ硫黄山、奥に雄阿寒岳。更に右に屈斜路湖
下山時、馬の背からの頂上
新道から望む斜里岳山頂
黒岳9合目からはお花たちの種類が増えています。カラマツソウ、ウコンウツギ、エゾヒメクワガタ、エゾヒョウタンボク、チシマノキンバイソウ、クロユリ
頂上から雲の平周辺はエゾツガザクラ、イワウメ、キバナシャクナゲ、エゾコザクラ、チングルマ、コマクサ、ミヤマキンバイ、メアカンキンバイ
白鳥千鳥の雪形
ミヤマキンバイと烏帽子岳
タカネスミレとお鉢平
エゾタカネヤナギ
四国からのツアーの皆さん。この残雪の多さにびっくり、一歩一歩慎重に
中岳温泉では春に咲くエゾノリュウキンカの群生を観察
裾合平は雪解けが遅れチングルマの花芽もまだ見られません
鏡沼からさほど離れていない所で見られたチングルマの群落
コマドリ沢分岐
お花はこれからが本番でしょうか。トムラウシ公園ではエゾコザクラ、エゾノハクサンイチゲ。
トムラウシ山裾の石原に咲き出したチングルマ
東京からの皆さん、展望は利きませんでしたが全員の登頂に感激。
●開花状況:チングルマ、エゾコザクラ、エゾノハクサンイチゲ、コマクサ、キバナシャクナゲ、カラフトイソツツジ、ミヤマキンバイ、メアカンキンバイ、イワウメ、イワヒゲ、サマニヨモギ、ミヤマオグルマ、エゾイワツメクサ、ミヤマタネツケバナ、ミネズオウ
久しぶりの旭岳ブルー。
姿見園地では次々とお花たちが競うように咲き出して来ました。
姿見の池の雪も日ごとに小さくなってきています。
トムラウシ山、十勝連峰もくっきり
この日は休日と好天気で一番のにぎわいを見せていました。
中国地方からのツアーの皆さん、予報がはずれこの素晴らしいお天気に感激
頂上での昼食は格別の味
チングルマがまばらですが目に入ってきます。
第二の姿見の池、鏡池
すり鉢池
7合目と8合目の間にはまだ雪渓が残っていますので下りには注意してください。
夏山のお花たちも目に付くようになりました。9合目から山頂:ジンヨウキスミレ、キバナノコマノツメ、クロユリ、チシマノキンバイソウ、エゾノハクサンイチゲ、ハクサンチドリ、カラマツソウ、ミヤマキンポウゲ
山頂のお花畑はコマクサ、イワウメ、チシマキンレイカが咲き出しました。エゾツツジは遅れていてまだ一週間はかかりそう。
石室周辺ではエゾコザクラ、キバナシャクナゲ、ミヤマキンバイ、エゾノツガザクラが見頃
雲ノ平の火山灰地では昨年行ったヤシネット施工がかなりの効果がみられました。していなければまだ大きな崩壊となっていたかもしれません。
赤石沢の渡渉は登山靴にスパッツで渡れます。左手に大きなブリッジがありますが、中央部が裂けて崩れ落ちるのも時間の問題です。絶対にブリッジを利用しないようにしてください。