大雪山倶楽部

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代表/愛澤 美知雄

 

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2019.6.28 大雪山 黒岳Part2


 

道内から参加の女性。

到着時には晴れ渡った雲の平をご覧出来たそうです。

黒岳頂上付近では珍しいギンザンマシコ(雄)が近づいても逃げないのでじっくり観察できたそうです。

 

 

2019.6.28 大雪山 黒岳~雲の平


黒岳の雪渓は7合目から8.5合目にかけて断続的に残っています。特に直登部の下りには慎重に。不安な方はアイゼンの使用をお勧めします。(使用経験のない方は爪が靴や裾などに触れないよう特段の注意が必要です。また雪山歩きの経験のない方、登ることができても下りで滑落することがあります。)

8合目から頂上にかけて高径草本類のお花たちが咲き出しました。ショウジョウバカマ、エゾイワハタザオ、

ジンヨウキスミレ

キバナノコマノツメ

ミヤマキンポウゲ

ハクサンチドリ

エゾノハクサンイチゲ

頂上は雲で視界不良

足元のお花畑はイワウメがピーク

メアカンキンバイ

ミヤマキンバイ

ミネズオウ

キバナシャクナゲ

ポン黒岳のイワウメの群落を歩く宮崎からのツアー登山者からは歓声が上がっていました。

雲が切れ大雪の広大な景色が一気に広がりました。

石原のまわりはミネズオウの群落

石室周辺のキバナシャクナゲ

下山時はより慎重に。

 

2019.6.28 大雪山 赤岳 コマクサ平



第一花園の雪渓トラバースはまだ300mほど、タテ移動の個所では下りが特に要注意です。!!登山靴のカットトレースがほぼついていますので慎重に辿っていけば大丈夫でしょう。

*アイゼン歩行は爪をパンツの裾、靴に引っ掛けぬよう慎重に!!!

第二花園、お花はまだ先のようです。ウスバキチョウの飛翔している所を観察に来られました。思いがかなって観ることができました。

コマクサはもう一息です。

イワウメはピークを迎えています。

チシマキンレイカ

ミヤマキンバイ

第三雪渓では残雪スキーを楽しむ姿も

2019.6.19 十勝岳


すばらしい天気に恵まれ、望岳台をスタート。中日高のペテガリ岳、神威岳を歩かれて来たとは思えないお元気な神奈川からお一人で参加。

 

1700mの台地に出ると植物がほとんど生えない独特の山岳風景が広がり、初夏の残雪模様と十勝岳山頂から続くたおやかな尾根が美しい。

ポンピ沢へ激しく切れ落ち荒々しい山容を見せる美瑛岳

独立峰を思わせる富良野岳を背に

 

美瑛岳のすぐ奥にはオプタテシケ山、更に右奥にトムラウシ山から旭岳への稜線が続いている

秀峰ニペソツ山を従える東大雪が東側に広がって見える

2019.6.18 大雪山 富良野岳


昨日の低温と雨で稜線は雪が降ったように真っ白。

最近は韓国からのツアーが来られるようになりました。残雪期の登山が受けているそうです。

お花たちも咲き出して来ました。縦走路分岐からはエゾノハクサンイチゲ、ミヤマキンバイ、エゾコザクラ、コメバツガザクラ、チングルマなどが見られます。

 

コメバツガザクラ

 

十勝岳方面

頂上までの稜線は雪渓が残り歩行時はしっかりとキックしながら慎重に。

 

2019.6.14 天塩岳(前天塩岳~天塩岳~円山)



天塩岳は国内4位の長さをもつ天塩川の源頭

キバナシャクナゲはほとんど終わりイワウメが満開(前天塩岳頂上周辺)

前天塩岳からは素晴らしい展望が開け雄大な雪渓模様の大雪山が天塩岳越しにまぶしい美しさを見せています。

天塩岳から振り返っての前天塩岳

強風の天塩岳頂上、旭川のリピーターさんと

頂上からは表大雪、北大雪、東大雪、十勝連峰が一望

旭岳の姿も、右に十勝連峰

西天塩岳、円山

強風によって盆栽のようにねじ曲がったダケカンバ

ショウジョウバカマが満開

西天塩岳方向からの天塩岳

円山から望む天塩岳と前天塩岳

上部はほとんどガレの直登を強いられる前天塩岳

樹林帯ではサンカヨウ、ツバメオモト、エゾイチゲなど目を楽しませてくれます。

2019.6.10 十勝連峰 十勝岳



十勝岳で一番多く見られるお花、メアカンキンバイ

標高1000m付近ではエゾツガザクラやウコンウツギ、エゾイソツツジが咲き出しています。

1700mの台地に出ると平坦な礫地が続く

 

残雪の向こうに薄っすらと見えてきた十勝岳ピーク

時折、雲の切れ間から展望が開け前十勝、美瑛岳、上ホロ、富良野岳と5月に登られた旭岳もくっきりと望むことができました。

2019.5.29 大雪山 山守隊



平日にもかかわらず50名もの人たちが駆けつけてくれました。残雪を利用して登山道整備に使用する資材を現場までソリで搬送しようという試みです。当麻乗越近くの泥濘個所に木道を敷くのが目的です。

 

姿見駅前の積雪はまだ1~2m、現地までうまくつながっていてくれれば幸いです。

急斜面あり、雪の消失個所ありで困難を極めて何とか登り切りました。

ピウケナイ川渡渉地点、ここで終了

雨の中姿見駅に帰着