カムイ天上で樹林越しにトムラウシ山が雲の切れ間から垣間見られ、台風一過で天気が回復してきそうな空模様
コマドリ沢は雪も消え、コマドリの囀りも聞こえず秋の気配が感じられます。
前トム平への急坂の岩場ではエゾナキウサギの響き渡る声があちこちから聞こえてきます。
近くの岩場では姿をお披露目、初めて見るエゾナキウサギにリピーターさんも感激
ジリ模様の急登途中で見られた虹のアーチ
前トム平に出ると一気に視界が広がりトムラウシ山、背後にニペソツ山など東大雪の展望がすばらしい。
ニペソツ山とウペペサンケ山
トムラウシ公園の夏は、岩と雪と水と花々が織りなす光景はまさに「神々の遊ぶ庭」
まだ雪渓を抱き凛々しくそびえるトムラウシ山を背景に爽快なトムラウシ公園を眺め、ますますトムラウシの魅力に引き込まれた様子。
ウラシマツツジの葉が迫る秋の気配を感じさせます。
ミヤマリンドウ
十勝連峰と岩峰群
黄葉が目立ち始めたイワイチョウ
峰と峰の谷間をゆっくりと大河のように流れる雲海
頂上から旭岳方面、左から旭岳、北鎮岳、白雲岳
望岳台から美瑛岳
十勝岳避難小屋近くまでは同じ登山道を歩く。沿道には鮮やかなエゾオヤマリンドウ
雲ノ平に出ると花盛り。ウコンウツギ、エゾコザクラ、エゾノツガザクラ、イワブクロ、イワヒゲ、イワギキョウ
北向沢の谷は崩壊が激しくロープとハシゴで越えます
美瑛岳頂上が見えてきた
ポンピ沢もなんなく徒渉
頂上へとつながる稜線への急登はさすがにきつかった
すり鉢火口下部から割れ目のように裂けている北向沢の谷
頂上稜線は雲の中、気温も下がり風も出てきた
参加いただいたリピーターのご夫婦、頂上からの展望は残念でしたが暑くなく、雨風なく、お花もたくさん見られて楽しまれたご様子でした、
メアカンキンバイはほとんど終わりメアカンフスマ、イワブクロが見られた
神秘のオンネブルー
ハイマツとガレの8合目
赤沼
後方は阿寒湖温泉方面
噴火口内には円形の青沼が見え、轟音と噴煙が活火山であることを確認
阿寒湖側カルデラ
オンネトーから雌阿寒岳、阿寒富士
世界でも最大の陸上で観察できるマンガン鉱物生成場所として注目されている。昭和20年代には製鉄の際には不可欠の添加物、また乾電池の原料として採掘されていたそうだ。
登りは変化に富んだ滝をめぐる沢コース、下りは斜里岳の頂上稜線を振り返りながらの尾根歩きが楽しめる。 沢の岩壁にダイモンジソウが迎えてくれる
輪生する葉が車輪に見立ててクルマユリ
鉄分が多いためか岩肌が赤くザラついていて滑りづらい
下二股からは沢に沿って、へつりや滝を巻いたりさまざまな場面が現れ気が抜けない
胸突き八丁を登り、ガレ場を過ぎると馬の背に。右奥、山頂
斜面は急峻で崩れやすい
羅臼岳に続き二つ目の山頂。頂上からは摩周湖、摩周岳、硫黄山、海別岳が霞んではいたが確認
南斜里岳の奥には武佐岳
フタマタタンポポ
不思議な藻に覆われ透明度の高い竜神の池
登山口にある木下小屋
雪渓が消え羅臼平まで続く大沢
森林限界を越えると高山植物が目に入ってきます。イワギキョウ、メアカンフスマ、メアカンキンバイ、エゾツツジ、チングルマ、イワブクロなど
羅臼平に出ると眼前に羅臼岳山頂ドームの姿が飛び込んできます。
岩清水の湿潤な場所に咲くチシマクモマグサ
山頂ドームへの登り口は花盛り
巨岩帯は下山時も慎重に
遠くに硫黄山、知円別岳の爆裂火口がうかがえる
大阪からのリピーターさん、初日は暑すぎる羅臼岳でした。
西側方面は横断道路、羅臼湖、知西別岳、遠音別岳など斜里岳方面が遠望
左、ウトロ側(オホーツク海)、右、羅臼側(太平洋)雲海の奥には国後島
岩陰にひっそりとエゾツツジ