忠別湖面に連日の好天気で小さな割れ目ができ始めました。
娘さんの大学卒業の思い出にご家族で来ていただきました。素晴らしい好天に恵まれ楽しい思い出を作って行ってください。
娘さんが在学中に旭岳・トムラウシ山縦走で登られたトムラウシ山をバックに。
今日の旭岳には多くのスキーヤー、登山客、ハイカーが頂上方向に向かってい
るのが確認できます。
噴気孔から吹き上がる水蒸気は青空に映えすさまじい轟音を響かせています。
旭岳をバックに尻滑り
6月中頃、ここ夫婦池小尾根周辺ではピンクのミネズオウやメアカンキンバイ、キバナシャクナゲが、まず咲き出します。
霧氷を纏ったダケカンバが陽射しを受けて枝先まで光り輝く光景は絶景
崖尾根とD尾根に囲まれた谷間を歩く。夏山シーズンには富良野岳、上ホロカメットク山、十勝岳への登山口にあたる。
安政火口を取り囲むように三段山、上ホロカメットク山、八手岩、化物岩の荒々しい姿は見ていてもあきないすごさを感じます。
D尾根の向こうには富良野岳北尾根。好天気に誘われてジャイアント尾根上にはバックカントリーのスキーヤー、ボーダーの隊列が続いているのが確認できます。
旭川市と幌加内町の境界に位置し標高600m余り、頂上まで疎林が続き山頂はご覧の通り開けた展望台のような広場。大雪山はもちろん、十勝連峰、ニセイカウシュッペ、天塩岳までの大パノラマが展望できます。
朝方はまだ雪面が硬く歩くとモナカ状態
強い陽射しを受けて大きく膨らみだしたキタコブシ
ヤチダモ、ミズナラなどの巨木や直径1mほどもある樹洞、エゾシカの群れと食痕が目に付きました。
幌加内方面を望む。
山頂からは旭岳・トムラウシ山・十勝岳までの連なりがくっきり
予報通りの好天が期待できそうな旭岳の姿。 忠別湖から
標高1600m、外気温-8℃、風速3m/s、新雪30㎝これ以上の天気は無いくらいのピーカン。
5合目からは先行組の方によってラッセルが切られありがたく使わせていただきました。
中央部にどっしりと構えるトムラウシ山、南には十勝岳連峰、日高山脈、夕張山地、東にはニペソツ山、阿寒、知床までくっきりと望めました。
9合目付近は強風によって吹き付けられる雪で大きな岩に海老の尻尾が見事な造形を作っています。
登山歴4年で冬の旭岳に挑戦、ラッキーな天気に恵まれ頂上まであとわずか、慎重にピッケル、アイゼンを使い一歩一歩確実に。
頂上柱がほとんど埋まるくらいの積雪。360度の大パノラマに興奮と感動
黒岳、白雲岳方面
後旭岳、緑岳の後方奥には阿寒の峰々が望めます。
旭岳山頂から望むトムラウシ山、十勝連峰
姿見の池展望台より
姿見駅 気温-12℃、風速5m 窓ガラスに霜の花が咲きました。
とてもラッキーな天気に感激されたゲストさん。どこまでも続く大雪原と青空に・・・
もくもくと吹き上がる噴気の水蒸気と青空のコントラストは見事
旭岳が映る姿見の池はまだまだ先です。
旭岳頂上稜線上には雪煙が舞っているのが確認、15m前後の強風が吹いていると思われます。
旭岳をバックに新雪を滑る
夫婦池の小尾根を歩いて第三展望台へ