久々の好天の旭岳ですが風速15m、噴気が真横になびき頂上稜線を舞う雪煙が確認できます。
珍しくシュカブラがあちこちに見られました。風が作る雪のオブジェ、陰影の様が風の強さを物語っています。
動画公開中(旭岳・姿見の池周辺)
2024.1.13松岡様旭岳周辺 019
大雪山厳冬期、自然のきびしさを体感されました。
噴気孔群では活きている地球の息吹を観察
雪深い原生林の森に佇むカモ沼。冬でも凍らないこの沼はコガモたちの越冬場所にもなっています。
膝上までくるパウダーの池塘群湿原、樹高30m近くにもなるアカエゾマツの原生林に囲まれた真っ新な雪原には二人だけの踏み跡しかありません。
午前中の姿見コースとは全く異なる自然の姿を垣間見ていただきました。
池塘群湿原では膝まで埋まるパウダースノーに仰向け体験
大雪山の雪はとても水分の少ないパウダースノーです。スノーシューを付けて雪の中を進むことが可能です。雪遊び大好きの子供さんはもちろんご家族も子供に戻って雪まみれになって遊んでください。
ワサビ沼でのホットティータイム
視界が悪く旭岳の姿はご覧になれませんでしたが、十分、雄大な冬の大雪山を体感されたようです。
真っ白に化粧した避難小屋はまるで氷砂糖
愛の鐘
小屋の雪投げを手伝ってくれました。
標柱にできたエビの尻尾とシュカブラ
水蒸気が勢いよく噴き出す噴気孔の姿に旭岳が活きている活火山であることを体感していただきました。
旭岳ロープウエイ車窓よりアカエゾマツ原生林
第一展望台より旭岳・姿見駅(標高1600m)
第一展望台より旭岳姿見平雪原と噴気孔群
頂上稜線が見えだした旭岳を背景に毎年、大雪の冬に訪れてくれるリピーターさん
無風状態の噴気孔群から吹き上がる柱状の噴気に覆われた旭岳
避難小屋もすっぽりと
カモ沼には今年も越冬カモが
ワサビ沼