2012.6.07 層雲峡・紅葉谷
- 2012年06月13日
- 十勝岳連峰
秋にはこのあたりからハウチワカエデ、ミズナラ、エゾヤマザクラなどが色づき紅葉狩りの観光客の目を楽しませてくれる落ち着いた佇まいの場所として知られています。また層雲峡温泉の源泉地でもあり20カ所以上の湧出口から各温泉宿へ送られています。
散策路入り口には立派な看板、みどころのポイントにも配置され、マップが置かれとても分かりやすく整備されていました。
カバのなかでも高級材として利用されるウダイカンバが多く見られます。
しばらくは平坦で歩きやすい路が続き苔むした岩とその上にも植生が見られ、道ばたにはニリンソウ、エンレイソウ、スミレ、ツツジなど山野草も数多く野鳥のさえずりが絶えず聞こえとても気持ちの良い時間を過ごすことができます。
お鉢平から流れ出る赤石川は長い時間をかけて柱状節理の岩に深い渓谷を作り上げました。間近に見られるこの景色には圧倒 されます。
高さ100m以上はある柱状節理の壁には針葉樹、広葉樹が張り付き秋には他で見られる紅葉とはひと味違う趣を感じられます。
高さ20m、二段に流れ落ちる様は水量の多いこの時期、近づくとみずしぶきがかかるほど迫力があります。ゆっくり歩いて片道30分ほどの道のりでした。
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