2012.7.03 夕張岳
- 2012年07月05日
- 十勝岳連峰
花の百名山にも選定され、全国からファンが訪れる花の山です。人気のお花、ユウバリソウ、ユウパリコザクラ、シラネアオイは終わっていましたが蛇紋岩地帯に生える固有種が多く見られる貴重な山です。望岳台まではきつい登りが続きますが道ばたに咲くゴゼンタチバナ、エゾノヨツバムグラ、ツバメオモト、サンカヨウ、ヒダカレイジンソウなどが疲れを癒してくれます。
望岳台を過ぎ憩沢までくるとシラネアオイが何株か見られフギレキスミレの大きな濃い緑色の葉に濃い黄色がとても目に付きました。
ガマ岩を望む道ばたではエゾウサギギクが満開でした。
木道脇の湿原ではシロウマアサヅキのねぎぼうずが多く見られ歩いていて、においが分かるくらい群生しヒグマもこれを食べに上がってくるそうです。
葉が羽状に深く裂けているのが特長。
吹き通しへくると地肌が露わな斜面に終わりかけのユウバリソウ、クモマユキノシタ、ナンブイヌナズナやスミレのようなムシトリスミレ、カトウハコベ、ユキバヒゴダイ、エゾタカネスミレ、ミヤマオダマキなど多くの種類のお花が確認できます。
吹き通しを過ぎ最後の急な登りでは、ミヤマオグルマ、ミヤマダイコンソウ、ミヤナアズマギクが見られます。
やっと青空が見えだし前岳、滝ノ沢岳が望めました。
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