2021.6.27 大雪山 赤岳~小泉平
銀泉台第一花園周辺雪渓。
ザクザクの雪をステップに合わせてトラバース
コマクサ平ではピンクいろのコマクサが咲き出しています。また同時にウスバキチョウが活動を始めコマクサ平から赤岳周辺で20頭ほど確認できました。
ウスバキチョウは日本では大雪山だけに生育する国の天然記念物。羽化するまで3年かかり、幼虫はコマクサだけを食草として成長します。
登山道を外れての撮影は禁止行為です。環境省ではパトロールを行い入山者への注意喚起を実施しています。 (2019.6撮影)
ルート中最大の第三雪渓。
第四雪渓を越えると赤岳頂上稜線
稜線に出ると一面がお花畑。イワウメ、ミヤマキンバイ
葉が硬いマット状のため厳しい環境から守られています。
赤岳頂上から白雲岳、旭岳 金色の花を付けたミヤマキンバイは今が満開
一番多く見られるミヤマキンバイ、金色(黄色)の鮮やかな色で魅せてくれます。
黒岳(右端)、烏帽子岳、凌雲岳、北鎮岳
小泉岳方面への登山道脇には見るからにがっしりとしたホソバウルップソウ
豆の花とすぐわかるエゾオヤマノエンドウ
白雲岳頂上から眺める山肌の縞模様はこれから多くの登山者を魅了させてくれます。
高根ヶ原の奥にそびえるトムラウシ山
小判を思わせる葉のチョウノスケソウ。これからが見頃です
細い葉と長い花茎の先に白い花を付けるチシマアマナ
背丈が10㎝ほどのエゾノハクサンイチゲ
葉が開く前に枯れ葉に隠れるように淡黄色で壺形の花を付けます。
紅葉期には山肌が赤く燃え、ビロードの絨毯を敷き詰めた様は感動です。
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