2023.7.16 大雪山・雲ノ平
- 2023年07月17日
- 登山
黒岳東斜面は今が花盛り、チシマノキンバイソウ、ウコンウツギ、ミヤマキンポウゲ、カラマツソウ、ハクサンイチゲ、クロユリ、キバナノコマノツメ、チシマヒョウタンボク。もうすぐチシマノキンバイソウの中に混ざってダイセツトリカブトの青紫が見られます。
山頂からポン黒岳にかけて夏を代表するエゾツツジが色を添えてくれています。
今年は黒岳~旭岳縦走路開削、石室避難小屋建設から100年を迎えます。大町桂月はこの大雪山のすばらしさを紀行文で広めたことで、今ではその美しい山容、高山植物を求めて多くの人が訪れます。
燃えるように情熱的なエゾツツジと淡く上品なイワブクロ
この雄大な景色に九州からお出でくださったお二人。
雲ノ平を象徴するようなお花畑。チングルマ、エゾノツガザクラ
凍結と融解により地面が上昇・沈下(アースハンモック)。まるで波のようなうねりを見せてくれます。
濃い赤紫のエゾコザクラ、ミヤマキンバイ、チングルマ、エゾノツガザクラの花園。
高山植物の女王にふさわしい圧倒的な姿を見せてくれるコマクサ
地球の創生期を思わせるお鉢カルデラ。白色の土壌は湖底であったあかしだそうです。
花弁が10個に見えるエゾイワツメクサ、花弁に斑点があるように見えるクモマユキノシタ
キバナノコマノツメに似たエゾタカネスミレ
雪解け水の沢沿いではキバナシャクナゲが盛りでした。
北鎮分岐手前の雪渓。下部は少し急斜面になっているので注意です。
桂月岳から望む黒岳
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