2013.4.13 ホワイトアウトの姿見
- 2013年04月15日
- 十勝岳連峰
風速7m、気温-7℃、視界不良と風・気温についてはこの所の気象条件としては穏やかな方でしたので噴気孔へ出発。GPSとルート旗を使用し1時間ほどかかって到着。雪で出来た大きな口からはモクモクと吹き上げる噴気と「ゴーー」という噴気音以外は何も見えない、聞こえない真っ白な世界です。貴重な体験をしていただいた姿見の池コースでした。(*十分な装備が必要です。踏み跡は風や雪で消えてしまうこともありあてにできません。)
昼からはカモ沼ワサビ沼コースへ、先ほどのホワイトアウトとは別世界の様子に驚きながら雪のちらつく森のなかで昼食。
静かな佇まいを見せるワサビ沼。コガモたちの姿が見られません、旅立ちの季節を迎え北へと帰ったのでしょうか。
春が近づくと雪上では蚊のような蜘蛛のようなガガンボがぎこちない足取りで歩く姿をよく見かけます。
今シーズン、多くの方が大の字ダイビングを体験した地塘群湿原です。雪質がやや重くなりパウダースノーとはいきませんがまだまだ楽しめます。
【お知らせ】
グリーンシーズンのメニューを更新しました。春植物から高山植物まで花と山歩きを楽しんでみませんか。大雪山倶楽部
貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。
夏はもちろんのこと、また冬にもお邪魔したいです。