2017.6.21 雨竜沼湿原~南暑寒岳

雨竜沼湿原は日光の尾瀬に次ぐ規模の高層湿原で東西2㎞、南北1㎞。暑寒別天売焼尻国定公園として湿原全体が特別保護地区として大切に保全され、2005年にはラムサール条約の登録湿地として世界に認められています。ゲートパークには管理棟、簡易宿泊施設の南暑寒荘、駐車場2ヵ所、キャンプ場など良く整備されたエリアになっています。

林道脇にはピンク色のタニウツギが満開

落差40m近くある白竜の滝。雪解け時の増水で豪快に水煙を上げています。

沿道には残雪、エゾノリュウキンカ、ミズバショウが見られます。

湿原入口に当たる湿原テラス。右が残雪模様の目立つ暑寒別岳と左、南暑寒岳

湿原を蛇行しながら流れるペンケペタン川

オオバタチツボスミレ

雨竜沼湿原の特色のひとつ、美しい円形池塘。湿原内の多くの池塘が美しい円形、中には真円形に近いものも。

木道でひなたぼっこ、エゾアカガエル

ショウジョウバカマ。大雪山のもの(紫色)より小振りでイワカガミを連想させます。色の変化が多く淡いピンクから鮮やかな赤も見られます。

なかなか見られない黄色のワタスゲの花。花が終わると花茎が伸びてよく見る綿毛の種子になります。

雨竜沼展望台

南暑寒岳登山道に立ち枯れたダケカンバがまるでタツノオトシゴ

山頂は増毛山地の山々が見渡せる格好の展望台。

正面、群別岳。左、奥徳富岳

黄金山

暑寒別岳1491m

頂上から西には暑寒別岳への縦走路が延びています。
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