
真狩コースを出発してすぐ短い急な坂を過ぎ、その後はだらだらと長い登りが続く。ダケカンバの根や火山れきが敷き詰められた登山道は注意しないと、くじいたりつまづいたり怪我につながるので油断できません。


8合目を超えるあたりから高山植物が見られ、イワブクロ、イワギキョウ、ウメバチソウ、チシマフウロなど。



羊蹄山の裾野に広がるパッチワーク状の畑と色濃い緑の森が、洞爺湖方面から倶知安、真狩、ニセコなどの羊蹄山麓の農業地帯を天空から見下ろすような風景を一望できます。 洞爺湖中央奥の小山が昭和新山、右に有珠山

羊蹄山の平均斜度(標高500m~1700m)26度、場所により30度~35度

真狩コース分岐(外輪山)に出ると大きなお鉢(父釜:直径750m,深さ200m、一周約2km)が現れます。山頂はほぼ対面の岩稜帯で左右どちらからでも行けますが右からは距離が若干短いがやや険しい岩稜帯を辿ります。

外輪山から洞爺湖方面一望

ひときわ高い岩稜部の標柱が山頂

右回り岩稜帯の出発点。目印と岩の汚れに注意、慎重に。

無事、羊蹄山山頂へ到達

中央に聳える尻別岳(1107m)、右斜め後ろルスツリゾート(貫気別山)

対面の土砂崩れの部分が真狩コース分岐、右側の外輪山稜線を伝って向かう。

振り返って眺める歩いてきた岩稜帯

下山口近くで見たエゾアジサイ

ムラサキヤシオツツジを更に染め上げたような鮮やかな色は遠くからでも見つけることができます。身の丈10cmの半分が花冠が占めるエゾツツジ

周りにはヒメイワタデ、イワウメ、イワヒゲ

がくにも白い長毛が密生するイワブクロ、れき地や岩場に見られる

コマクサ、根は太いひげ状で地上部の数倍はあるそうです。

エゾイワツメクサ(大雪山の固有種)花弁は5枚で深く2裂しています。

ダイセツトリカブトが咲きだしました。

ウコンウツギ。この時期、黒岳東斜面は黄色一色に染まります。

昨年の今頃は満開のお花畑でした。

まだ蕾で固く閉じているチングルマ

白く見えるのはキバナシャクナゲ。 エゾコザクラ

沢筋にはまだ残雪が見られます。

大きな沢筋にできたスプーンカットの雪壁

裾合分岐の手前の大雪渓

白鳥の雪形が姿を現わしました。

裾合分岐手前の木道、そろそろ踏み抜きに要注意です。

裾合分岐の残雪は消えていました。

雪が消えたばかりのショウジョウバカマ

裾合平の入り口の沢

中岳温泉のあたりは残雪ありそう

姿見散策路付近にて突然の雷雨に見舞われました。


今シーズンの姿見の池周辺は今がお花盛り。 チングルマ、エゾツガザクラ



今年はエゾツガザクラの当たり年


まるで庭園のような広場


黒岳リフト乗り場、東斜面には所々白い雪渓が見られる

7合目植物園にはエゾルリソウ、
エゾイチゲ

カラマツソウ

ジンヨウキスミレ

ミヤマキンポウゲ

ウズラバハクサンチドリ

トカチフウロ

エゾヒメクワガタ

クロユリ

ハクサンチドリ

山頂のれき地帯に咲くコマクサ

エゾツツジ

ポン黒岳からお鉢平を中心に右から凌雲岳、北鎮岳、お鉢平、北海岳

イワウメ

キバナシャクナゲ




シマリスの子供たち6匹ほどが岩の外壁を楽しそうに走り回っている姿が印象的

登山口は視界の望めない平坦な長い道の歩きです。

表大雪と石狩川を挟み表大雪の展望台ともいわれ、高山植物の多い山としても人気があります。右から黒岳、白雲岳、烏帽子岳、赤岳方向。黒岳頂上から切れ落ちている北稜は積雪期の登攀ルートにもなっている。

表大雪の展望台にふさわしい展望が眼前に飛び込んできます。左、黒岳から桂月岳、凌雲岳、北鎮岳、愛別岳方向

見晴台から大槍、小槍

このあたりの急斜面は残雪が多く残り随所でトラバースが強いられる緊張ルートです。左が山頂

本格的なお花畑が広がってきました。チシマノキンバイソウ、ハクサンイチゲ。左の岩峰は通称アンギラス、奥の霞んだ稜線は武利岳と武華岳

魅力的な岩山、通称アンギラス。平山方面に向けて踏み跡がうっすら見え雪渓にも人影が。

山頂への土手にはチングルマ、エゾノツガザクラ、アオノツガザクラ


山頂

エゾコザクラ 一株から数個のお花が

黒岳山頂は雪が解け高山植物が咲きだしていました。イワウメ、コマクサ、エゾツツジ(つぼみ)、メアカンキンバイ、エゾイワツメクサ
7合目から頂上までの登山道はまだ残雪があり下山は特に注意が必要です。底の硬い登山靴、スパッツ、ポール(2本)


旭岳姿見駅周辺の登山道はほとんど雪が消え高山植物があちこちで小さな群落を作りお花めぐりが楽しめます。第一展望台付近ではキバナシャクナゲ、エゾイソツツジ、エゾノツガザクラ、コケモモ、メアカンキンバイなどが見られます。

すり鉢池

エゾイソツツジ

エゾノツガザクラ

鏡池とエゾノツガザクラ

ミネズオウ

裾合平方向へ鏡池から地獄沢を超えた場所ではチングルマ・キバナシャクナゲの群落がお目見えしました。


キバナシャクナゲの群落と旭岳

裾合分岐の休憩場所の木道は半分雪の下です。分岐から中岳方面に進むとチングルマの大群落がもう少しで見られそうです。

姿見の池展望台から姿見駅に向かう大きな草地には赤紫のエゾコザクラがほぼ満開状態


中央にそびえる三角錐の姿は黄金山(739m),後方には残雪を抱いた増毛山地の連なりが見える。 神居尻山BコースとCコース分岐842mから

神居尻山山頂から増毛山地を遠望。右に暑寒別岳、中央には群別岳の尖った姿。

増毛山地全山 右端、南暑寒岳山裾には北海道の尾瀬として有名な雨竜沼湿原がある。

神居尻山山頂から東方向尾根筋には最近建て直した避難小屋、さらに先にはピンネシリが聳えています。

登山口から見ることができたシラネアオイ、花弁のように見えるががく片、1属1種で日本が世界に誇れる種。

藪の中に色鮮やかな姿を見せるムラサキヤシオツツジ

清楚な雰囲気を見せるサンカヨウ、雨で濡れると透けて見え、鼻を近づけると上品な香りがします。
ミヤマスミレ

コキンバイ

ミヤマキンバイ イチゴの葉にそっくりの3小葉

チシマザクラ(ミネザクラ)

ヒトリシズカ 名前のわりには株立ちが目立つ

オクエゾサイシン 花は3枚のがく片の先がつまんだように持ち上がる。 ヒメギフチョウの幼虫の餌
ノウゴウイチゴ

キバナイカリソウ

好天気に恵まれ旭岳ロープウエイではシーズン最後のスキー、登山、スノーシューハイキングを楽しむ人たち。 旭岳ロープウエイ整備運休のお知らせ 5/14~5/22迄

まだ雪の下になっている姿見の池でティータイム

雪が変色しているのは黄砂の影響。

姿見の池展望台は雪も消え高山植物(ハイマツ、コメバツガザクラ、カラフトイソツツジ等)の蕾が見られました。

第5展望台からは旭岳から十勝連峰まで展望できます。

この時期で無ければ歩けない姿見の池


トムラウシ山、十勝連峰が展望

山麓駅周辺の湿原では黄色の花をつけたエゾノリュウキンカ、白い仏炎苞のミズバショウが雪解けの進んだところから咲きだしました。



旭岳姿見駅前の積雪量2m40cmと昨年よりは多く、雪質は暖気のため雪面はザラメその下は湿雪状態、締まった雪の上はツボ足でも歩けますが、踏み抜きに注意です。

噴気孔群から山頂へかけての地獄谷は荒々しくも荘厳な景色を体感することができます。地球の内部から休みなく吹き上げる水蒸気・ガスはけたたましい音と硫黄臭、地下の熱水が上昇し泥地獄の様相を垣間見ることができます。

正面上部の緩い稜線が山頂。登山道はほぼ右崖尾根上です。
